天の上からお助けします☆
「はぁ!?」
思わず声を漏らす。
ユキヒコは敏感に振り向き
手元にあったモデルガンを俺に向かって撃った。
もちろん俺は当たる事はないが反射的に腰が抜けてしまった。
ユキヒコはモデルガンを俺に向ける。
「何者だ」
声変わりした低い声で聞くユキヒコ。
「えっと…俺は…」
どう言うべきか…。
とりあえず、思ったことを言っておこう。
「お前、その爆弾をどうする気なんだ。」
「…スパイか?」
返答になってない言葉が返ってきた。
っち、ならばこうしてみるか。
「お前、撃ってみろ」
俺は立ち上がって両手を広げた。