天の上からお助けします☆



―一方、ホテルで活動停止処分を喰らっている私ことウメコは


サラとのんきに食事をしていた。



「そうだったのですか…


彼氏さんが変わり果てた姿で…」



「うん…それでも優しく声かけてあげた私は偉いと思う。」


さりげなく自画自賛をするとサラは気難しそうな顔をする。


「・・・ウメコさんも帰ってきたとき変わり果てた姿でしたがね」


はい、私が下界からここに帰ってきて鏡で見たら


自分でもヤバンバが現れたかと思いました。



髪の毛ガサガサ、顔は化粧がぐちゃぐちゃ


おまけに涙でかぴかぴに。


ほんと、弘樹が私の顔を見られなくて良かった。



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