天の上からお助けします☆
「どちらにせよ私は一人の命を助けたのだから。
私は間違ってはない。」
「・・・頑固ですね」
サラは苦笑する。
「私と気が合いそうですね」
「もう合ってるじゃん」
そう言って、二人で微笑む。
「さぁ~て、少しの間
家の中でごろごろ出来るぞぉ~!」
私は大きく伸びをして"だぁ~"と息を吐きながら椅子に寄りかかった。
「まー太りますがね」
「そこ言わない」
プルルルルル
部屋内の電話が鳴った。
「珍しいですね」
きっとサラが仕事をサボってのんきでここで食事をしているのを
上司が怒ってかけてきた電話だと思うんだけど
サラは受話器を取る気はないみたい。