天の上からお助けします☆


どうって事ない、僕は総理大臣の息子だから体調が悪くなったぐらい目をつぶってくれる。



玄関を開けると、カルロスが不快な顔をする。



そんなに僕が来るのがいやだったのか。



「ユキヒコ様、どうなされたのですか…。」


「うん、ちょっと体調が悪くなったから早退してきた。」


「体調が悪くなったって…今すぐ病院へ手配しましょうか?」


「いい、少し横になれば充分。」



だったら保健室で休めよ、といわれると思ったが


そんなことをカルロスが言い出すとは思えないのでそのまま自分の部屋へ戻った。


すると来客が来ていたようだ。


でも、アキラではない。


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