天の上からお助けします☆


社長じゃなければ鼻の骨をへし折ってやる。



「俺もあいつの元へ行く!」


「まぁ慌てるな、時が来るまで待て。」


時って…今がその時じゃないのか。


俺は壁に寄り掛かっているサユリさんを見た。


サユリさんは困った顔で

「社長命令だから」と頭を下げた。


ちくしょ、このおっさんは何を考えてやがる。


「急いては事を仕損じる、それを君は知っているだろう?」


知ってるさ、俺だって。


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