天の上からお助けします☆



最期、俺はもうダメだと分かっていた。



しかし、目の前に迫っていた数学検定に目を奪われ


俺は薬を大量服用し、試験に臨んだ。


それがこの様だ。


自殺行為と判定されなかったのは不幸中の幸いかもな。


俺は数学検定よりもほかにたくさんやることがあったはずだ。


しかし、俺は焦っていた。


焦って生み出した結果、後悔しても遅い。


急に社長の動きが止まった。


俺は顔を上げる。


「サユリ、彼をユキヒコの元へ案内しろ。」

「はぁい♪」


何を考えてやがる、このジジィ。


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