天の上からお助けします☆
「お待ちしていました。」
すると、私の横に黒スーツのおじいさんが凛々しく立っていた。
「えっ、あの…ここは…」
「天国です。」
おじいさんはためらいもなく言う。
「てっ天国!?」
私、何かヤバいことしたっけ?
「あなたは今さっきお亡くなりになりました。」
はぁ!?
何言ってんの、このおっさん。
頭の中がパニックになる。
「だってさっき私は弘樹と…。」
おじいさんはコクリとうなずく。
「あなたは弘樹さんと遊園地へ遊びに行った帰り
後ろから来た乗用車に引かれてお亡くなりになりました。」