天の上からお助けします☆



そんなの嫌だな…。



もっと一緒に居たい。



その術は"生まれ変わる"しかない。





…生まれ変わる…。






ガチャッ



誰かがドアを開けてズカズカと入ってきた。


"誰か"って言ったって、



この部屋のベルを鳴らさずに入るのは彼女しかないけど。




「お食事お持ちしました~♪」



相変わらず元気でうっとうしいサラちゃんです。



だけどサラは私の唯一の相談相手だ。



「さてさて、いっただっきまぁ~す!」


「ってお客様より先に食べるのですか」


「え?だって今に始まったことじゃないでしょ?」


「開き直るなこんにゃろ!」



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