私、嘘彼女。

「暇…だな…」

なんか呟いちゃったよ…

「独り言かい?菜津芽ちゃん。」

「うわあああっ!」

「そんなに驚かないでよ」

了君苦笑。

「光輝は?」

「寄らなきゃいけないとこあるっつって消えた」



花音追ったのかな…


「そっかそっか。」



「さっきの子とこうき、知り合いだと思ったでしょ」


「えっ、いや…そん」

「菜津芽ちゃん、勘するどいね」

「いや、だから…」

「小学校時代の同級生だよ、花音は。」



やっぱそうだったんだ…










.
< 17 / 161 >

この作品をシェア

pagetop