私、嘘彼女。
了目線
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今小6。
花音と光輝と三人で登校中。
光輝が真ん中で右に俺、左に花音、いつもこの並び方。
小1からずっと三人で今も三人。
光輝が一人で泣いてたから急いでかけついたら
花音がこう言ったんだよな
『男の子なのに情けないっ。あの子は泣いてないよ。早く泣き止んだら?笑われるよ』
そしたらあいつ、俺に殴りかかってきたんだよな
それからずっと一緒
活発で優しくて明るい花音
花音しか眼中になかった
「お前なに花音にみとれてんだよ!前向かないと電柱にあたるぞばーか!」
「やだっ了ったらあたしの事見てたのー?」
「ちげーよばか!誰がお前のこと見るか!」
「こーきぃー。了がぁ〜。」
花音得意の泣きまね。
はぁー厄介。
「花音泣かせた!女のくせに泣くなよ花音ー」
「はっ?意味わかんなーい!」
こんな毎日。
ずっと続けばよかったのにな。
.
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今小6。
花音と光輝と三人で登校中。
光輝が真ん中で右に俺、左に花音、いつもこの並び方。
小1からずっと三人で今も三人。
光輝が一人で泣いてたから急いでかけついたら
花音がこう言ったんだよな
『男の子なのに情けないっ。あの子は泣いてないよ。早く泣き止んだら?笑われるよ』
そしたらあいつ、俺に殴りかかってきたんだよな
それからずっと一緒
活発で優しくて明るい花音
花音しか眼中になかった
「お前なに花音にみとれてんだよ!前向かないと電柱にあたるぞばーか!」
「やだっ了ったらあたしの事見てたのー?」
「ちげーよばか!誰がお前のこと見るか!」
「こーきぃー。了がぁ〜。」
花音得意の泣きまね。
はぁー厄介。
「花音泣かせた!女のくせに泣くなよ花音ー」
「はっ?意味わかんなーい!」
こんな毎日。
ずっと続けばよかったのにな。
.