私、嘘彼女。
「あ、ごめんごめん。つい笑っちゃった」

同じ制服きてる男。学年も一緒っぽい。

「笑わないでよー!急がなくて…ってどうしたの?その怪我。」

「あーちょっと喧嘩。大丈夫大丈夫。俺が悪いんだ」

「ふーん。変な人。悪いとは限らないと思うけどっ」



「君って意外にシャイなんだ?気に入っちゃったよ俺。」


チャラい…

「あの、急いでるから。じゃあ」





ずっと視線を感じていたのは急のせいだったのだろうか












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