私、嘘彼女。
気が付けばもう朝の9時。
辺りを見渡しても光輝はいなかった
布団を片そうとしたら
一枚の紙が落っこちた
「なにこれ?」
"少し出掛けてくる。9時過ぎぐらいに帰ってくる こーき"
置き手紙か。
なんだか昨日、ひどい事いっちゃったから
気まずいな……
「ただいま」
「お…おはよ…」
わざと目線を逸らした
「目線逸らすなよばかー!」
だっ…だって………
「お邪魔しまーす」
「み…美樹…。ついて来るなって言ったじゃん!」
誰…?
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