私、嘘彼女。

光輝のこと好きなのに…

彼女じゃない

友達という関係よりも

重くて厚い壁がある

今光輝から離れてしまったら

花音と光輝は結ばれる

それをただ見てるだけなんて………

もう自分のことがよくわかんない

何を考えてるのかわかんない

こんな苦しい想いなんかしたことないよ………

涙はまだまだ溢れ続ける

「菜津芽っ?!」

光輝……

今あなたに好きと伝えたい

こんな苦しいのはもう嫌

でもあたし弱いから……

弱虫で泣き虫だから……………















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