私、嘘彼女。

「…もう安心して……俺がついてっから………」

「………うん」

優しくしないでよ…

もっと心が苦しくなる…

痛くて辛くて…

もうたえられない……

そう思ったとき

目の前が真っ白になって

あたしは倒れた



「菜津芽………!」






もう光輝にこう呼ばれることなくなっちゃうのかな

意識が次第と遠くなる

死んじゃうのかな

死ぬ前に伝えたかった








"光輝のこと………好き。大好きだよ……。"





































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