*エトセトラ*
カウンターの下から出てもまだプリプリと怒る私に、和泉君は「ごめんごめん」と謝っている。
「全然ごめんって思ってないでしょ!」
「まぁそうだけど。しょうがねえだろ。すぐ目の前にモカがいたんだから」
…な、なんかその言い訳微妙に照れるよ!!
また急に恥ずかしくなり顔を赤くさせて黙っていると、和泉君が私の隣にきた。
「ほら、こうしてる間に雨も弱まってきた。もう帰れるぞ」
その言葉で窓の外を見た。
本当だ…。もうすっかり落ち着いてきてる。これならもう全然普通に帰れる。
「じゃあ…」と声をかけたら、和泉君が再び私を抱き締めた。
「でも、もう少し…。ここにいよ」
そう言って、和泉君はニッコリと極上の微笑みで私を見つめてきた。
なんかさっきから振り回されてばかりな気がするけど…。
ま、いいや…。
和泉君の笑顔が見れるなら…
もう少し、雨やどりしようかな。
end.
「全然ごめんって思ってないでしょ!」
「まぁそうだけど。しょうがねえだろ。すぐ目の前にモカがいたんだから」
…な、なんかその言い訳微妙に照れるよ!!
また急に恥ずかしくなり顔を赤くさせて黙っていると、和泉君が私の隣にきた。
「ほら、こうしてる間に雨も弱まってきた。もう帰れるぞ」
その言葉で窓の外を見た。
本当だ…。もうすっかり落ち着いてきてる。これならもう全然普通に帰れる。
「じゃあ…」と声をかけたら、和泉君が再び私を抱き締めた。
「でも、もう少し…。ここにいよ」
そう言って、和泉君はニッコリと極上の微笑みで私を見つめてきた。
なんかさっきから振り回されてばかりな気がするけど…。
ま、いいや…。
和泉君の笑顔が見れるなら…
もう少し、雨やどりしようかな。
end.