*エトセトラ*
もうこうなったら…。

後日、和泉君がいない隙に裕太君に話しかけた。


「ねぇ、裕太君。和泉君の弱点って何?」

幼い頃から親友なら、さすがに何か知ってるはずだ。


「和泉の弱点?」

「うん!出来ないこととかあるの?」

「そんなのいっぱいあるぜ!」

裕太君がニカッと笑った。

やっぱり!さすが親友!!


「何!?何!?」

「そうだなぁ…。まず、俺のように明るく振る舞えない。俺のように人付き合いがうまくない。俺のように…」

「ちょ、ちょっと!裕太君と比べるのはいいからさ!」

「あ、そう?そうだなぁ…」

うーん…と裕太君は考え始めた。


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