あの人が好きで。
会社の前。
すんごいビルの前にアタシたちはいる。
「真央子の兄ちゃん、すんごいね。」
「そうかな・・・。でもすんごい忙しいみたい。」
そして、アタシたちはビルの中に入っていった。
「すいません、山口ですけど。」
真央子が会社にいる女の人に話しかけた。
すると、女の人は、
「少しお待ちください。」
そういって、電話をかけた。多分つないでるんだろう。
「山口様ですね。どうぞ、そちらから行ってください。」
アタシと真央子は言われたところに行った。