あの人が好きで。




そこは休憩室。


全然誰もいなかった。




「で、お前は誰だ。」




男の人はソファーに座りながら言った。




「あ、アタシは・・・。花塚優亜・・・。」





「いくつ?」




「高1・・・。」




アタシは号泣したまま。




早く泣き止まなきゃっ・・・。





「俺はこの会社で働いてる、網谷聡。」



「網谷さん・・・。ホントごめんなさい。アタシ帰ります。」




「あのさぁ。今何時だと思ってる?」



「え?」



休憩室にあった時計を見ると・・・。




夜7時?!!!



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