あの人が好きで。
ここに来たのは5時のはず・・・。
迷ってたから?!
「あっっ!!!真央子っっ!」
待ち合わせしてたの忘れてたっっ!
ケータイを見ると、真央子からメールが着ていた。
『遅いから先帰るね。』
良かった・・・。
じゃないっっ!!!
「このままお前を一人で帰らせるわけにはいかねーの。」
「な、なんで??」
「危ないからに決まってんだろ。」
「あ・・・。」
怖い顔してるけど、結構優しい人なのかな?
自然とアタシの涙は止まっていた。