キミとあたしと「俺様なキミ」
ガチャ。
「ただいまー」
「おかえりぃー」
えっ、何で・・・。
誰もいないはずなのに・・・。
「友梨、おかえり☆」
「・・・ただいま」
何か嫌な予感・・・。
「友梨、お母さん今ねー見てたわよ」
「えっ・・・」
予感的中・・・。
「かっこいい彼氏ね」
「えっ、あっ、うん・・・」
「今度、家に連れてきなさい」
最悪・・・。
「約束よ」
「・・・うん・・・」
「あっ、でも、仕事無いときがいいから、7月17日の土曜なんてどう?」
・・・7月17日・・・。
「そんで、泊まってけばいいのよ」
ええええ―、泊まり・・・。
という事は・・・。
なんだそりゃぁ・・・。
まったく、お母さんは・・・。
「そーいえば、友梨にプレゼントがあるの!」
えっ、プレゼント・・・。
「こーれ!」
何だろ?
「お母さん、ちょっと買い物行って来るからー」
「えっ、ちょっと・・・」
お母さんは、すぐに出て行ってしまった。
プレゼントは、自分の部屋で見ることにした。
何だろー。
でも誕生日でもないのに・・・。
プレゼントは薄いピンクのレースの袋に入ってた。
さぁ、開けるぞー!
・・・・・・。
えっ、これは・・・。
下着・・・。
レースが着いていて、全体的にはほんのりピンク色。
ブラジャーとパンツのセット。
可愛い・・・。
けど・・・。
えっち用だよね・・・。
もう、お母さんったら・・・。
ラララー♪
誰だろ・・・。
美香からだ。

友梨、あんたには驚きました。
まさか、あんたの彼氏が、学年1
かっこいい、南原くんなんて・・・。
でも、海君にはちゃんと言ったの
??
まぁ、頑張ってね。
今度のカレは長くもたせなよ♪
(o^u^o)/♪

ありがとう、美香。
そーいえば、あたし海君に何も言ってなかったな・・・。
どーしよう・・・。
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