キミとあたしと「俺様なキミ」
もちろん、美香にはすべて話した。
海くんとあったことを。
「海くんはまだ友梨のこと好きなんだねぇ」
海くんが本当にあたしのこと好きでも、あたしが好きなのは翔だけ。
これは、何があっても変わらない。
「あッ、でもね、今日学校終ったら翔の家に行くんだぁ」
何とか、話の話題を変えた。
「友梨・・・ということは・・・」
「ん?」
美香ったら、何だろう?
「えっちするんじゃない?」
「・・・って、えぇー!」
いきなり言われてビックリした。
「する訳ないじゃんッ」
「いや、絶対するぅ!」
「しないからぁ!!」
えっちとか、いきなりありえないしッ。
「友梨、もう高1だよ?彼氏の家まで行ってえっちいないなんてありえないんだからぁ」
「えッ、そうなの?」
「あたりまえでしょッ!!」
て、ていうことわ、あたし今日えっちするってことぉ?
絶対無理ぃ・・・。
「友梨、えっち拒否ったら許さないからぁ!」
美香ったら、大声でそんなこと。
周りに聞こえちゃうよぉ。
まぁ、今の美香にそんなこと言っても無駄なんだろうけど・・・。
「絶対えっちするんだよッ!分かったぁ??」
「はッ、はぃ・・・」
美香恐いよぉ。
これで、えっちしなかったら・・・大変なことに。

帰り、翔と帰ったけど一回家に帰った。
やっぱり、心の準備が・・・。
でも、そんなこと言ってらんないッ。
よぉし、『初えっち』頑張るぞぉ!
ラララー♪
メールだッ。
誰からだろう?
「あッ、美香だ」

友梨、初えっち頑張れぇ☆^^
o(●^w^●)o
可愛い下着付けるんだょお♪♪

可愛い下着なんて・・・。
あッ、そういえばぁ、こないだお母さんにもらった下着があった。
これ付けるしかないよね?
一応シャワーを浴びて、あの下着を付けた。
また、制服に着替えて髪を整える。
「あッ」
朝お母さんがあたしの髪に付けたものがあった。
シュッ、シュッ。
ヘアシャボンを付け、支度完了。
はぁー。
深呼吸をし、気持ちを落ち着かせた。
おぉし、頑張るぞぉ!
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