キミとあたしと「俺様なキミ」
誕生日と言えば、プレゼント!
「ねぇ、じゃぁ、プレゼント何がいいかな?」
「んー、何でも」
その答え1番困るよぉ。
「海君だから、ドリルとか参考書とか?」
海君頭いいし、こんなかんじ・・・?
「クク・・・、誕生日にドリルと参考書?」
え・・・、今、海君笑ったよね・・・。
嬉しすぎるぅ。
「そ、そうだよね、誕生日だもんね」
んんー、そうなると・・・
「まよっちゃうなぁ」
「ほんと何でもいいから」
えー、じゃぁ・・・
「誕生日当日のお楽しみってことでっ」
これでいいでしょっ。
「楽しみにしてるから」
「うんっ」
その後も、他愛なおしゃべりをしていたら、あっという間に家に着いた。
「じゃぁ、また明日ね」
「また明日」
そう言って家に入った。
「ただいまぁ」
・・・誰もいないけど・・・。
共働きだし。
そいえば、海君家ってどこなんだろう?
ここより少し遠い所だから、まぁまぁ近いのかな?
まぁ、いいや。
それより、美香なメールしよう。
だって美香のおかげで楽しく帰れたし。

美香ぁー、ほんとっ、ありがとう!
美香のおかげで楽しくすごせたよー
\(^0^・)/。
美香だぁいすき。。。

―送信―

すべて美香の、おかげ。
美香がいなかったら、今ごろ・・・。
ラララー♪
・・・メール。
美香からだぁ。
どれどれ・・・。

友梨、よっかたじゃんっ!
今度、パフェおごりねっ!!
(o^-^o)/
・・・あーと、『だぁいすき』っての
は、海君に送りなさいよぉー!
(o^u^o)v
じゃぁ、また明日ぁ。

美香ぁ、最後のなんだろ・・・。
そんな送れるわけなっ、・・・って、まだメアド知らないしぃ・・・。
海君ケータイ持ってるよね・・・。
明日聞くか・・・。


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