君の背中に
「喋ればいいって。
明日にでも声かけに行きなよ」
「綾音っ!」
「ごめんってー」
「大体あいつは適当なんだからさあ、
言う事聞いたって」
「よしっ、私も一緒に4組まで行こう」
「ちょっと待ってよー」
「私も北村くんと話してみたいし」
「分かったって、
行きます行きますー」
その後長い時間
私たちは語り続けた。
主に北村くんの話だったけど。
サッカーのポジションとか
選択教科とか
誕生日や血液型まで
里央はしっかり把握していた。
しっかり見てんじゃん、里央。
明日にでも声かけに行きなよ」
「綾音っ!」
「ごめんってー」
「大体あいつは適当なんだからさあ、
言う事聞いたって」
「よしっ、私も一緒に4組まで行こう」
「ちょっと待ってよー」
「私も北村くんと話してみたいし」
「分かったって、
行きます行きますー」
その後長い時間
私たちは語り続けた。
主に北村くんの話だったけど。
サッカーのポジションとか
選択教科とか
誕生日や血液型まで
里央はしっかり把握していた。
しっかり見てんじゃん、里央。