君の背中に
午後の廊下で
昼休み。
4組に行くには絶好のチャンスだった。
「どうする?
お昼とか一緒に食べるの?」
「それは無理でしょ」
「意外と空けてたりして、予定」
「ないない。
もうメール貰って4日たってるし
もう諦めてんじゃない?」
「とりあえず行こっか」
私たちは廊下に出た。
「お久、綾音と里央じゃん!」
4組のなつみだった。
なつみは里央と私と同じ中学で、
この中学出身なのは
なつみと里央と私の3人だけ。
家は私たちと反対方向とはいえ
小学校から一緒で仲が良かった。
でもクラスや部活が離れたせいで
あまりなつみとは話せずにいた。
4組に行くには絶好のチャンスだった。
「どうする?
お昼とか一緒に食べるの?」
「それは無理でしょ」
「意外と空けてたりして、予定」
「ないない。
もうメール貰って4日たってるし
もう諦めてんじゃない?」
「とりあえず行こっか」
私たちは廊下に出た。
「お久、綾音と里央じゃん!」
4組のなつみだった。
なつみは里央と私と同じ中学で、
この中学出身なのは
なつみと里央と私の3人だけ。
家は私たちと反対方向とはいえ
小学校から一緒で仲が良かった。
でもクラスや部活が離れたせいで
あまりなつみとは話せずにいた。