君の背中に
「さすが、お幸せにねっ!
…じゃぁ1人なの私だけかぁ」
ため息をついてみる。
「大丈夫大丈夫、綾音可愛いし乙女だし」
「オドオドしてるだけだって」
「そういうところを男はさ
守ってあげたくなるんだよね、妹みたいで」
「妹って恋愛対象外じゃん!」
「でもお兄さん的な存在を好きになるって
よくあるパターンだし、逆もアリだよ」
その「よくあるパターン」に
自分が入ってるかどうかなんて
今の私には分からない。
なつみが言ってくれてることが本当で
もしその逆もアリなら良いけどな…って
ちょっとは思ったけど。
それって好きってことでしょ?
自分の声が聞こえた気がした。
どうしたらいいかよく分からずに
私は自分の声を封じ込めた。
…じゃぁ1人なの私だけかぁ」
ため息をついてみる。
「大丈夫大丈夫、綾音可愛いし乙女だし」
「オドオドしてるだけだって」
「そういうところを男はさ
守ってあげたくなるんだよね、妹みたいで」
「妹って恋愛対象外じゃん!」
「でもお兄さん的な存在を好きになるって
よくあるパターンだし、逆もアリだよ」
その「よくあるパターン」に
自分が入ってるかどうかなんて
今の私には分からない。
なつみが言ってくれてることが本当で
もしその逆もアリなら良いけどな…って
ちょっとは思ったけど。
それって好きってことでしょ?
自分の声が聞こえた気がした。
どうしたらいいかよく分からずに
私は自分の声を封じ込めた。