表裏一体
一週間前の話だった
俺はその日 友達と遊びに出かけていた
ほんの一時間ちょいさ
帰ってきて部屋を見たときは呆然としたね。
通帳も印鑑も金にかかわるもの全てが
盗まれていた
所謂 空き巣ってやつ
カギが見事に壊されていたよ
それからの生活は一文無しさ
で、今バイトを探してるってわけ。
でもさー不況でさ…
こんな日は普通の高校生がうらやましく思える…
「よ!かーなと!なに暗いツラしてんだ?なんかあったのか?」
俺の友達
海飛。
「あー?お前にはわかんねぇよ…」
「うを!?すまん…なにそれバイト?」
「まぁな。」
「自給高いなーこんなん珍しくね?」
「うん。これにすがって俺は生きる…」
「ははは…がんばりぃや…んじゃ!!」
頑張る…か…
死にたくはないしね。
とりあえず家に帰ろう
真っ暗な部屋。
差し込む夕焼け。
いいかげん片付けなきゃとか思ってる雑誌の山。
「ふぅ…」
そっから俺の記憶は
途切れた
俺はその日 友達と遊びに出かけていた
ほんの一時間ちょいさ
帰ってきて部屋を見たときは呆然としたね。
通帳も印鑑も金にかかわるもの全てが
盗まれていた
所謂 空き巣ってやつ
カギが見事に壊されていたよ
それからの生活は一文無しさ
で、今バイトを探してるってわけ。
でもさー不況でさ…
こんな日は普通の高校生がうらやましく思える…
「よ!かーなと!なに暗いツラしてんだ?なんかあったのか?」
俺の友達
海飛。
「あー?お前にはわかんねぇよ…」
「うを!?すまん…なにそれバイト?」
「まぁな。」
「自給高いなーこんなん珍しくね?」
「うん。これにすがって俺は生きる…」
「ははは…がんばりぃや…んじゃ!!」
頑張る…か…
死にたくはないしね。
とりあえず家に帰ろう
真っ暗な部屋。
差し込む夕焼け。
いいかげん片付けなきゃとか思ってる雑誌の山。
「ふぅ…」
そっから俺の記憶は
途切れた