表裏一体
あの女は去ったけど、世界は止まったまま。
いつもは邪魔だと思う通行人も、止まったままだと寂しい気がする


とりあえず、この世界を出なくては。

「霧島さん、仕事です」

振り向くとそこには真夜中の3時に会ったあの男がいた


「この世界をもう一度動かしてください、これがあなたのバイトです」

これが…?こんなのできるわけないじゃん…俺は凡人だぞ…


「なに、簡単です。主犯者を消せばいいんですよ」
「さぁ?私がやったら仕事になりません。心あたりは?」
「さっきの女…」


「さぁ、狩りの始まりです」


探せ、あの女を。まだ近くにいるはずだ。


「めんどくさ…」


高いところから探そう。
あいつは動いているハズだ
とりあえずビルの奥所に登ろう


「いない…」


みんな止まっているから動いているやつはすぐ分かる



「見ィつけた」


< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

君の隣の!

総文字数/4,385

ファンタジー12ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop