さぁ、跪いて快楽を乞え!
「雅美すげー! きもちわりー!!」

「雅美きもーい」

「キモーい!」

「おまえら、それ褒めてねぇだろっ!!」

と、言いながらヒールを片方脱ぎ、そこら辺に投げ捨てる。

「え? 褒めてんじゃん」

「雅美に対して気持ち悪いは褒め言葉!」

「褒め言葉〜!」

「何だよその扱い……」

さらにもう一つのヒールのついた靴を脱ぎ捨てる。

「雅美はその格好で歩き回るな。気持ち悪い」

「ついでに靴を投げ捨てるな!」

「知るかっ……!」

「おやおや。校門にいらっしゃらないので来てみれば……」

「え?」
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