青空

美「どうしたの??」

南「どんなに話しかけても…暁斗は返事をしてくれない…前までは平気だったのに…今はそれを見ると…暁斗がもうすぐいなくなっちゃう気がするの…」

美「…南流」

南「苦しいよ…」

どんなに暁斗の事を思っていても暁斗は返事をしてくれない…
前までは平気だった事が今では苦しくて苦しくて…暁斗…早く…起きてよ

美「暁斗は…そんな簡単に死ぬような男じゃないよ…それに南流には笑っていて欲しいはず…」

南「笑う…??」

美「そうだよ!!だから…笑って??」

南「笑えるかな??」

美「暁斗が元気だった時の事を思いだせばきっと…笑えるよ」

暁斗が元気だった時…

「空が青いな」

「今度試合見に来いよ」

「一緒に帰ろ」

「良かったぁ」

「俺も南流が好きだ」

暁斗…
私…もう泣かないよ…
だから暁斗も早く元気になって私を抱き締めて…


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