意地悪王子と天然彼女



「全然重くねーよ。ってかちゃんと食べろって前言っただろ?軽すぎ。」


『食べてるよ。でもとにかく下ろして良いよ。ていうかおろして下さい…。』


ジタバタ暴れだす。


「暴れんなって…。あんまり暴れっとここで押し倒すぞ。」


『……っ!!』


そう言うと美亜の体がピクッと反応して大人しくなった。


「お利口ですねー!後でご褒美上げましょうねー♪」


お利口に言う事利いたし後でご褒美を……♪


『っ!ご…ご褒美って…何!?』


「何が良い?」


『えっ…例えば何があるの……?』


恐る恐る聞く美亜。


「んー?甘~いキ・スとか…?」


これ俺的に良いと思うんだけど!





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