意地悪王子と天然彼女


――美亜side――


『……………。』


甘いキスって……。


「なっ?良いだろ?」


『良くないよ…!』


絶対に良くない!

だって海の甘いキスなんて……。

無理無理!絶対無理!


「何で?俺的には結構良いと思ったんだけどな……。」


良いと思ったって……。


「じゃあ何のご褒美が良いんだよ……?」


何のご褒美か……。


『うーん……。何が良いんだろう…?』


「もしかして美亜…キスの先がしたいとか?」


『へっ?』


キスの先…キスの先!!





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