意地悪王子と天然彼女
「甘かったな。」
勝ち誇ったような笑みを浮かべながら言う。
『……はぁ………。』
神様…あたしこれから…どうなっちゃうんですかね……。
「行くぞ。」
手を掴まれ歩き出す。
着いたのは……
『…えっ!?…寝…室…?』
「そう、寝室。」
『……………。』
…は…はぃぃぃぃい??
何で寝室?
可笑しい可笑しい!!
絶対可笑しい!!
『寝室来たって意味ないよ……?』
だって何故寝室に来た?
「いや…それが意味はあるんだな。」
自分だけが納得しながら話す海。