意地悪王子と天然彼女




「これでも分からないのか…?」


呆れたように聞かれる。


『…う、うん…。』


「はぁ……もう良いか。」


そう言って海は手を退かし起き上がった。


『え、えっ?』


結局教えてくれなかった…。


「まぁ…お楽しみはあとでってやつだな!」


ニヤニヤしながら言ってくる。


『へっ?お楽しみ??』


何の事を言っているんだろう…?

まぁ…別に良いか!


「あー楽しみー♪」


そうして寝室から出て行った。


ニヤニヤしながら……なんか変なの!










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