意地悪王子と天然彼女



『…えっ……ちょっ、………っん……』


くっくるし……。

何これ……?


だんだん苦しくなってきたから、私は少し呼吸をするため少し口を開けた。


そしたら逆に海は角度を変えてしてくる。


余計苦しくなって、あたしの足はもうガクガクだった。



「もう、だめ?」


そう言って意地悪な笑みを浮かべている。


その時、ちょうど廊下から声が聞こえた。


そしてどんどんこちらの方に近づいてくる。


『…う…み……だれ…か、……くる…よ』


「…ッチ…、じゃまた後でしよっか♪」


そう私の耳元で小さく囁いた。



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