意地悪王子と天然彼女



「…さっ邪魔者も居なくなったことだし…もう一回しよっか?」


『しません。それに早くしおり作らないと…』


「別に一回位、いいだろ?じゃあ一回してくれたらちゃんとやる。それでもしてくんないんだったら…」


そう言ってニヤニヤ笑ってる海。


『わかった。したらしおり作ってくれるんだよね?』


「あぁ♪」


自分からなんて恥ずかしくて出来ない。

だけど海が手伝ってくれないと終わりそうにない。


頑張れ、あたし。


…もういいや、えいっ…!


チュッ

私は軽くキスした。




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