意地悪王子と天然彼女
気持ち
そして今はさっきの集会も終わり、
海の部屋に来ている。
『ねえねえ、海ー…。これから先どうなっちゃうんだろ…』
「…大丈夫だろ。斎藤もいるし……俺もいるからさ。」
そう言いながら海は後ろを向いた。
もしかして照れてる?
可愛いかも///
そうだ…いつもやられっぱなしだから今度はあたしが…
そう思いながらあたしは海の方に近づき顔を覗いた。
『…海?顔赤いよ……もしかして照れてる?』
「…………」
『海も照れる時なんてあるんだねー。
顔真っ赤だよーー。かわっ…きゃっ!』
その時、海はあたしをソファに押し倒して、
あたしはソファと海に挟まれている状態だった。
……えっ…この状況ヤバくない?…