意地悪王子と天然彼女
甘い勉強の時間
月日は経ち、
気づけば6月。
はいっ!皆さん。こんにちは。美亜です♪
あれから海とも順調でなによりも毎日が楽しいです。
そして…なんとなんと…先月席替えをして、
あたしと海は…隣の席になりましたぁ!
そりゃもう嬉しいですっ!!
そして今あたしの王子様は机に頬杖を付き、面倒くさそうに担任の先生の話を聞いております。
それがまた格好良くて♪(※完全にノロケてます。)
「……何見つめてんの?」
そう今まで外を見ていた海が急にこちらに目を向ける。
『…っな!!見つめてなんか……。』
確かに見つめてたから否定は出来ないけどさ……。