意地悪王子と天然彼女


――1時間後――



「…疲れてきたか?…」


『……ううん…。全然大丈夫。』


でも本当はウトウトしてきて、眠くなってきた。


「…嘘付くな…。本当は眠いんだろ?顔に出てるぞ…。」


うそ…!

あたしそんなに顔に出てるのかな?



『…そっそんな事ないもん…。…べっ勉強しよ…。』


「…そうだな………もっと楽しい勉強するか♪」


『…えっ?もっと楽しい勉強って今勉強ならして…キャッ……』


あたしは最後まで言葉を言う事が出来なかった。


…えっ……!?

ちょっと待って……

一体何が起きたの?


今の状況はあたしは海に押し倒されて、海があたしの上に乗っていて、あたしは下にいる状態…



「……うっ海!?勉強しないの?」


『うん、するよ。もっと楽しい…♪』


海はニヤリと口角あげて言った。


そして海の背後から黒いオーラが見えた。


…何故か危機感を感じます!!



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