〜初恋〜アナタに溺れる
「別に意地なんて…」
急にしょんぼりする楓さんに、私は言葉を付け足した。
「私は素直にならなかったの。だから、ダメにした。過去も今も…そして、未来も…」
「麻乃ちゃん…」
私は楓さんに手紙を託して病院を後にした。
”素直になるから”
笑顔で答えた楓さんにさよならして…。
私は母にだけ行き先を告げて、住み慣れたこの街を出る。
もちろん、仕事も辞めた。
すべてをリセットして、やり直そう。
もう、振り返らない。
真っすぐ、進むべき道を一歩ずつ歩いて行こう。
急にしょんぼりする楓さんに、私は言葉を付け足した。
「私は素直にならなかったの。だから、ダメにした。過去も今も…そして、未来も…」
「麻乃ちゃん…」
私は楓さんに手紙を託して病院を後にした。
”素直になるから”
笑顔で答えた楓さんにさよならして…。
私は母にだけ行き先を告げて、住み慣れたこの街を出る。
もちろん、仕事も辞めた。
すべてをリセットして、やり直そう。
もう、振り返らない。
真っすぐ、進むべき道を一歩ずつ歩いて行こう。