〜初恋〜アナタに溺れる
あれから5年にもなるのに


猛と過ごした3年が鮮明に蘇る


秋の夕暮れ


少し寒さを感じながら

ふたり肩を並べて歩いた


「たける〜、寒い!上着貸して」


「はぁ?おまえなぁ、俺が寒くなるだろ」


しゃーねぇなぁ…

そう言いながら私の手をとって

自分の上着のポケットにいれた



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