〜初恋〜アナタに溺れる
そうよ。

だったら始めから付き合わなきゃいい話じゃない

猛の瞳をじーっと見つめたまま

私は次の言葉を待った

だけど、私から視線を外した猛は無言のまま

大きなため息を空に向けて吐き出した


しばらく沈黙が続いたあと


猛はポツリと呟く



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