〜初恋〜アナタに溺れる






「……のせいじゃん…」


と…


ハッキリとは聞き取れなかった


「えっ?今なんて?」

私はもう一度聞き返す


「さぁな。そんなん別にどうでもいいじゃん」

そう言って

それから何度聞いても教えてはくれなかった


少し寒さが残る春の日


あの青々とした空の下で…



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