〜初恋〜アナタに溺れる
そんな私を尻目に涼しげな顔の男が一人


隣で鼻唄まじりにこう言った



「夏っていいよなぁ〜」


チラッと動いた視線を私は逃さなかった


前を歩く女子生徒たちの脚…


「ヘンタイ…」


蔑んだ私の言葉とは裏腹に


アハハっと機嫌よく笑う猛




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