〜初恋〜アナタに溺れる
その時


ほんのわずかに触れた指先


慌てて一歩ズレた私に向けられた悲しげな瞳


ドクン…


高鳴る鼓動が更に加速していく


「た…ける?」


見つめられた部分だけ

激しく熱を持って、夕日のせいだけじゃない


そう思うほど私の顔は熱を帯びていた


「なぁ俺のこと……好き?」




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