〜初恋〜アナタに溺れる

〜つまらない嫉妬〜

今日は式の打ち合わせがある


もちろん、猛と絵里香の。


夕方にはふたり揃ってやってくる


「はぁ…」


気づけば今日何十回目のため息


「渋谷さん、どうかした?」


心配そうな顔で覗き込むのは一つ上の先輩


何かとフォローしてくれるんだ


「いえ、何でもないです」




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