〜初恋〜アナタに溺れる
それは他でもない

猛だった…


私はぎこちなく視線を手元に戻すと、また打ち始める


やめてよ…


そんなに見ないでよ



猛に見つめられた右手が妙に熱くて


動かす指が段々とリズムをなくす


まるで時を刻むことを忘れた時計のように…

同じ場所で小さく奮えてる




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