〜初恋〜アナタに溺れる
のんびり歩いて目的地に着く頃には暗くなっていた

公園の入口にある古い二つの外灯


「寒いっ…」

さすがに夜は冷える

コートのポケットに手を入れた


「雪降るんじゃね?」

「かもね…雪の匂いするし」

「は?なんだよそれ…」

私の発言に肩を震わせて笑う猛


「笑いすぎだし!」


何となく分かるじゃん


雪降りそうな匂い…

ねぇ?




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