Without Saying Good-Bye【完】
2nd...噛み締めた唇
あの日を境に
あたしは先輩の元へ行くのをやめた。
「美稀ちゃんって面白いね!」
「てか、お肌スベスベ!羨まし~っ」
話しかけてきた子達に返事して、
「髪もキレイだし!どこのシャンプー?」
そういう風に時間を潰せばいい。
そうすれば、先輩の所に行きたくなくなるから。
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