Without Saying Good-Bye【完】
1st...震えた声



「先輩、好きです!」



「…またあんた?」



「はいっ!名前、覚えてくれました?」



「覚える必要のないことは覚えない主義なんだ」



「う……覚えてくれたっていいじゃないですか」



相手にされてないって、



ウザいと思われてることくらい、自分でも解ってる。



それでも先輩が好きなあたしは オカシイの?



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