光の姫は何を見る
「あたしの名前は白原 光。一応、光の能力を使うと言っておきましょうか」
棘に刺を忍ばせながらあたしは言い切った。
だって、さっきの言葉がムカついたんだもん。
一方の闇の王は『光の能力』という単語に怪訝そうにしていた。
「光の能力だと! あれは前に我が倒したはず。それなのに使える者がおるわけなかろう」
そんなこと言ったって使えるものは使えるんだからしょうがないじゃん。
あたしはそんなことを思いながらも手のひらに集中した。すると、手のひらには小さな光の玉が出来た。
なんだ。力を出すだけならコツを覚えちゃえば簡単じゃん。
そう思いながら光の玉を闇の王にぶつけた。さっきのお返しのごとく。
急な出来事に闇の王は目を開く。攻撃されるとは思ってなかったのだろうけど。
目を開いていた闇の王はおもむろに右手をかざして黒い玉を放ってあたしが作った光の玉を相殺した。
「へぇ~。なかなか、やるじゃん」
「お主は我を馬鹿にするのも大概にしておれよ?」
あたしをギロリと睨み付けながら右手を天にかざした。
すると黒いもやがあたしに絡み付いてくる。
ヤバイ。ちょっと挑発しすぎた。
もやがあたしに絡みついたと思ったら暗闇があたしを襲った。
どこか遠くであたしを呼ぶ声が聞こえた。
棘に刺を忍ばせながらあたしは言い切った。
だって、さっきの言葉がムカついたんだもん。
一方の闇の王は『光の能力』という単語に怪訝そうにしていた。
「光の能力だと! あれは前に我が倒したはず。それなのに使える者がおるわけなかろう」
そんなこと言ったって使えるものは使えるんだからしょうがないじゃん。
あたしはそんなことを思いながらも手のひらに集中した。すると、手のひらには小さな光の玉が出来た。
なんだ。力を出すだけならコツを覚えちゃえば簡単じゃん。
そう思いながら光の玉を闇の王にぶつけた。さっきのお返しのごとく。
急な出来事に闇の王は目を開く。攻撃されるとは思ってなかったのだろうけど。
目を開いていた闇の王はおもむろに右手をかざして黒い玉を放ってあたしが作った光の玉を相殺した。
「へぇ~。なかなか、やるじゃん」
「お主は我を馬鹿にするのも大概にしておれよ?」
あたしをギロリと睨み付けながら右手を天にかざした。
すると黒いもやがあたしに絡み付いてくる。
ヤバイ。ちょっと挑発しすぎた。
もやがあたしに絡みついたと思ったら暗闇があたしを襲った。
どこか遠くであたしを呼ぶ声が聞こえた。